「沸騰都市のそれから」を見て・・・・

2009.03.30 00:08|社会情勢
先程まで、NHKスペシャルの「沸騰都市のそれから」を見ていました。

ドバイ、ロンドン、ダッカ、イスタンブールという4都市の金融危機後の現在を追ったドキュメンタリーでしたが、なかなか面白かったです。

このブログでも、中東のドバイやロンドンのある英国経済などについて度々取り上げてきましたので、NHKがどんな取り上げ方をするのか、ちょっと気になっていたのです。

ドバイ・・・・本当に砂上の楼閣になりそうですね。

まだまだ本格的な破綻にはなっていないようですが、既に不動産バブル崩壊の初期段階真っ只中にあるようです。

不動産というのは、日本がそうであったように、一気に底値に達することはありません。

まずは、不動産取引がフリーズし、その後に思惑買いなどが錯綜して、一時的な持ち直しなどをしながら、落ちていきます。

番組の中で、イラン人の投資家がバブルを予見していながら、未だに投資物件を塩漬けにして持ち続けているのが良い例です。

不動産価格の上昇を見込んで投資をしていると、下落に転じても、そうそう売れないのです。これ、損失の確定になってしまうので・・・・

それはともかく、問題は、この落ち込みが何処まで進むのか?

以前、日本のバブル期に越後湯沢にリゾートマンションが竹の子のように建てられ、その後のバブル崩壊で、ゴーストタウンのようになりましたね。

多分、こうなります。

それどころか、砂漠の都市ですから、維持管理に莫大な費用がかかるので、より一層あっけない幕引きをするかもしれません。

中東の金融ハブ機能を担うというのも、どうかと・・・・

そもそも、今回のドバイ開発の融資元は欧米の金融機関が主だったみたいですが、これだと、こういうマネーの流れが推測されます。

欧米の金融業が作り出したフェイクマネーは、株、不動産、資源バブルへと流れ、一旦中東などの資源国に流れる・・・そのマネーは、欧米の金融機関に投資され還元され・・・・・欧米の金融機関は、さらなる株、不動産、資源バブルを引き起こす。

そう、これらのマネーの主導権は、欧米の金融機関が握っていたのであり、踊らされていたのは、中東の資産家達の方なのです。

まあ、どっちもどっちとも言えますが・・・ドバイにどれくらいの商取引の可能性があるのか、詳しいデータがあるわけではありませんが、どうも殆ど無いような気がしてなりません。

日本の炭鉱の町が廃坑と共に観光に賭けたケースがありますが、夕張市は財政破綻・・・フラダンスの常盤ハワイアンセンターがあるときわ市のような例になるか・・・

ちなみに、ときわ市の方は、豊富な温泉資源があったというのが大きかったと思うのですが・・・世界一の奇抜な発想しか資源の無いドバイにそれに相当するものがあるのでしょうか?

おっと、ドバイの話ばかりになってしまいましたね。

ロンドン・・・・2012年のオリンピックは、大丈夫なのでしょうか?

ダッカ・・・・出稼ぎ労働の受入先が本当にあるのでしょうか?

ただ、ダッカが面白いのは、中国から生産拠点を移す企業の受入先になる可能性がありそうですね。
むしろ、中国の今後の方が気になっています。

イスタンブール・・・・・イスラム経済圏での成長はかなり難しいでしょうね。

・・・・・・・

これらの都市に共通しているのは、外資依存ということです。

発展の原動力は、外国からのマネーの流入に依存しているのです。

なので、海外の資本が逆流すると、一気に減速してしまう。

そう、国内の製造業が極めて弱いのです。

ドバイやロンドンは、外国人への優遇税制でタックスヘイブンを作り、富裕層を呼び込み・・・

特に、ロンドンは、「製造業を諦めて・・・」という言葉に象徴されていましたが、製造業を捨て、長年培って来たロンドンというブランド力でマネーを引き入れたのです。

ダッカは、人的資源を輸出することで海外マネーを獲得し・・・・

イスタンブールは、ヨーロッパとアジアの交通の要衝という地理的条件を活かして・・・・

・・・・そう、どの都市も、本当の意味での製造業が無いのです。

これが、熱し易く冷め易い経済の要因なのです。

ここのところ、盛んに内需主導、内需主導・・・と叫ばれていますが、これ、裏返せば、その国内にある生産能力を成長させることなので、如何に難しいか、よく分かると思います。

人の消費力というのは、生産力の裏返しなのですから・・・・・内需だけが拡大するというのは、あり得ませんし、もしそのような状況があれば、それは単なるバブルです。

沸騰都市・・・・バブルですね。



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                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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