韓国投資公社・・・・大損する。

2009.03.18 00:48|アジア経済(韓国、中国)
さて、本日の韓国ウォンです。

ウォン

う~~ん、ウォン高はウォン高なのですが、この波形は何なのでしょう?

今までのパターンからすると、もうそろそろ反転して、ウォン安に向かうのですが・・・・さて、どうでしょう?

まあ、韓銀の資金源が何処なのか・・・それによりますがね。

そうそう、韓国のと~~~~ても怪しい外貨準備高の内訳ですが、こんな記事がありますね。

韓国投資公社、米メリルへの投資で大やけど

 「2月25日、韓国国会の企画財政委員会で政府系ファンド「韓国投資公社」が約1600億円を超える損失を出した事実が明らかになった。
 問題になっているのは、昨年1月に米大手証券メリルリンチに投資した20億ドル(約2000億円)。これが2月20日時点で、3億7709万ドル(約380億円)まで目減りしているという。
 投資収益率にするとマイナス81.15%。この投資とは別に、200億ドル相当のポートフォリオ投資でも損失を出しており、合計すると韓国投資公社が抱えた損失は6兆ウォン(約3800億円)を超える。韓国の国富がその分、紙くずになったのだ。
 韓国投資公社は「国家資産の価値を保存し、増大させる世界的投資機関」として2005年7月に設立された。当時、韓国の外貨準備高は2000億ドルを突破しており、一部をドル投資に回して収益率を高めれば、一石二鳥になると考えられたのが始まりだった。
 韓国投資公社は韓国の中央銀行である韓国銀行と企画財政部(日本の財務省に相当)から資金を得て、投資を実施する。一部は韓国投資公社が直接投資し、残りは外部の資産運用会社に委託して間接運用している。」

なるほど・・・韓国の外貨準備高の中に、内容不明の有価証券が700億ドル前後あったわけですが、その3分の1程度が韓国投資公社で債権や株式の投機に回されていたわけですね。

ちなみに、おさらいですが、韓国の外貨準備高は、昨年の11月末時点でこんな感じの内訳になっています。

外貨準備高 2005億1000万ドル

・有価証券 1821億5000万ドル(90.8%)
  内訳  322億ドル   米国債 *1 2008/10月末現在
       300億ドル   ジニーメイ債 *2
       500億ドル   GSE債 *3
       699億5000万ドル 内容不明の有価証券

・預貯金(預金) 176億5000万ドル(8.8%)
・国際通貨基金(IMF)ポジション 5億6000万ドル(0.3%)
・SDR 8000万ドル(0.04%)
・金 7000万ドル(0.03%)

*1
アメリカ合衆国財務省発行の財務省証券(米国債)
保有状況 http://www.treas.gov/tic/mfh.txt
安全度:A (換金可能)

*2
GNMA(Government National Mortgage Association)米国政府住宅抵当金庫が元利金の支払保証をする債券      
安全度:A(換金可能)

*3
GSE(Government Sponsored Enterprises) 政府後援企業が発行する債券 ファニーメイ、フレディマックの抵当、資産担保証券 
安全度:D(時価の2掛以下)

そう、500億ドルのGSE債が完全に焦げ付いていて、資産価値はよくて2割なのですが・・・さらに、内容不明の有価証券のうち、170億ドルを韓国投資公社が運用していたわけです。

その中で、20億ドルがメリルリンチに投資されていて、それが4億ドル以下になってしまったわけです。

この記事を続けてみると・・・・

なぜメリルリンチへの投資か
「これまで韓国銀行が外貨準備から170億ドル、企画財政部が(投機的な為替市場の混乱を防ぐために設けている)外国為替平衡基金から78億ドルを拠出した。総額248億ドルのうち、韓国投資公社は200億ドルをポートフォリオ投資に投じ、20億ドルをメリルリンチに対する戦略投資として振り向けた。
 戦略投資は、投資対象の経営にまで関与するという方針で始められた。一方、ポートフォリオ投資は収益率を重視して債券と株式に分散投資したが、昨年の収益率はマイナス13.71%に終わった。今年1月時点でも同マイナス4.59%である。
 メリルリンチへの投資は、グローバルな投資銀行のような存在になろうという韓国投資公社の野心から始まった。」

まあ、韓国は、外貨準備金を利用して、ハゲタカファンドさんをやろうとしていたわけです。

ハイリスクハイリターンの投機・・・・あ~~~やちゃいましたね。

前回も書きましたが、これこそまさに飛んで火に入る夏の虫というやつで、思いっきりハゲタカさんの返り討ちに合ってしまったようですね。

・・・・・泣

この記事を読み進むと・・・

存在意義問われる投資公社
「巨額損失が明らかになったことで、韓国投資公社の存在意義という根本的な問題が浮上している。
 企画財政委員会に所属する金孝錫民主党議員はこう話す。「公社設立当時と今では状況が180度変わっている。この金融危機の状況下で、外貨準備を活用した投資などとんでもない話だ。政府系ファンドを設けて資金を運用している国の8割は原油などの資源を豊富に抱える資源国で、外貨準備を運用している国はほとんどない」と言う。
 同じく企画財政委員会所属の羅城麟ハンナラ党議員も、「公社の展望はあまりに楽観的だ。貿易収支の黒字が続くという誤った前提を根拠に設立されたのだから、その前提が崩れた以上、存在価値はもはやない」と指摘する。

 一方、韓国投資公社側の反応は興味深い。

韓国投資公社の洪錫柱前社長(左)と、昨年7月に就任した陳永郁社長
 韓国投資公社の洪錫柱前社長は、「公社の投資は9人の委員からなる運営委員会で決定している。社長1人でできることではない」と話す。運営委員会は企画財政部長官、韓国銀行総裁、韓国投資公社社長の3人と、民間委員6人で構成されており、任期は2年だ。
 委員長を現在務めるのは高麗大学校経営大学教授の魚允大氏で、そのほか民間委員として、郭泰善SEIアセットコリア資産運用代表理事、キム・テジュン同徳女子大学経営経済学部教授などがいる。」

そう、いわゆるお役さんと大学教授というおよそマネーゲームの駆け引きに疎い人たち・・・・しかも、任期が2年という責任所在の曖昧さ・・・・

これでハゲタカさんたちに勝てたら・・・・笑ってしまいます。

ちなみに、ただいま掲載中断中の郵政民営化問題シリーズですが、どうして海外で資金を運用する上で民営化しないといけないのかというのも、ここに起因します。

ただいま、メリルリンチとかAIGの巨額ボーナスが問題になっていますが、こんな成功(?)報酬を取っている強欲なトレーダーたちを相手にして、成功報酬もなく薄給(トレーダーに比べたら)なお役人や大学教授が短期間の任期の間で勝てるわけありません。

まあ、ここら辺は後日詳しく書くとして、韓国の場合は、既にそれをやってしまったようですね。

この記事の続きを読むと・・・・

もはや投資するカネもない
「こんな議論がわき起こる一方、韓国投資公社では投資する“実弾”が底を突き始めている。
 総額248億ドルの出資金のうち220億ドルを投資したので、28億ドルが残っている計算になる。しかし、これは債券などで現物出資されたものであるため、新規の株式投資を実施するには、債券を売って現金にしなければならない。
 危機に際し、追加出資が実施されるかどうかはっきりしない。韓国銀行は難色を示している。企画財政部は100億ドルの追加に応じる姿勢を示していたが、このほど50億ドルに減額した。それが、いつ入金されるかも明らかではない。
 企画財政部が出す場合は、外国為替平衡基金から出すことになるが、今、そのような余力はない。そのため韓国投資公社は年金基金などから資産委託を受けたらどうかといった案を持ち出してきた。
 「韓国投資公社をきっぱりと解散させるのでなければ、これまでのことを責め立てるだけではなく、今後うまくやっていく方法を議論すべきではないか」という意見も出始めている。」

まあ、国全体がハゲタカさんの狩場と化しているので、もはや小さな問題なのかもしれませんが・・・・・本当に高い授業料でしたね。

というか、多分またやると思いますけどね、韓国の場合は・・・・

しかし、700億ドルの内容不明の有価証券って、本当にどれくらい目減りしているのでしょうか?

なんか、すべて即時に流用可能な資産と語っていましたが・・・・・笑



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                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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