農業就職戦線に異変アリ、だそうです。
2009.02.28 00:41|社会情勢|
ところで、以前こんな記事を書きました。
「農林漁業が雇用の受け皿になるの??」
この続き、全然書いていませんでした。
と思ったら、こんな記事が・・・・
農業就職戦線に異変!
雇用不安で希望者殺到
2月22日、大阪・梅田で開かれた就農説明会「新・農業人フェア」に1430人もの参加者がつめかけた。例年のおよそ2倍である。主催者の全国農業会議所によると、今年は「とにかく何でもいいから仕事をしたい」という参加者が目立つという。
大阪だけではない。全国の農協や自治体が開いている就農説明会でも状況は同じだ。日本人のみならず、外国人労働者までもが行列をなしている。
農林水産省によると、昨年12月から2月18日までに、全国自治体などの窓口に寄せられた就農相談は1万件を突破した。
降って湧いたような就農ブームの背景には、派遣切り・雇い止めに象徴される雇用不安がある。すでに職を失った者、これから失うことを恐れる者が、農業に群がっているわけだ。
しかし、現実はそう甘くない。農業法人などの求人数は1838件あるが、うち実際に就職が決まったのは584件。早朝から自然を相手に働く肉体労働であり、賃金水準も必ずしも高くなく、加えて地方に移住しなければならないという「農業の特殊性がネックになっている」(農林水産省)。
一方の農業法人側も「誰でもいいから来て欲しい」という雰囲気ではない。たった数日で「やっぱり無理」と辞めてしまう労働者も多く、「体力、根性がなければ、農業では食えない」というのが偽らざる本音だ。
冒頭の新・農業人フェアでは、従業員を募集している農業法人による合同説明会のほか、各種相談コーナーを設けて、農業の知識がまったくない人へのガイダンスも充実させている。しかし、雇用不安と現実のミスマッチ解消への道のりはまだ遠い。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 津本朋子)
・・・・・
1838件の求人で、584件の就職が決まったのならば、これはこれで、すごい数字ですね。
3分の1の確率じゃないですか!!
いやいや、本当に盛況なんですね。
・・・・会場の熱気が目に浮かぶようです。
しかし、この記事でも紹介されていますが、「一方の農業法人側も「誰でもいいから来て欲しい」という雰囲気ではない。たった数日で「やっぱり無理」と辞めてしまう労働者も多く、「体力、根性がなければ、農業では食えない」というのが偽らざる本音だ。」というのが偽らざる現実でしょうね。
たぶん、理想と現実のギャップが埋められず、多くの人たちが都会に戻っていくことでしょう・・・色々なドラマを残しながら・・・
私奥の家♂も、数年前は、この新・農業人フェアをはじめとして、様々な田舎暮らしフェアで、来場して来た人の相談を受けてきました。
また、相談を受けるだけでなく、自分自身も、農業研修を受け、農地を購入し、鶏小屋を建て、鶏を飼い、卵を売って、それで何とか生活していました。
そんな中で、志半ばで都会に帰って行った人も沢山見てきましたし、その逆に、本当に頑張ってやっていっている人もいます。
そんな経験から、一つ分かったことがあります。
都会がイヤになったから田舎に移住しようとする人は、十中八九・・・都会に戻ります。
都会の生活がストレスとか、都会で仕事が無いとか・・・・・ともかく、都会の逃げ道として田舎を考えている人は・・・・都会で安定的な仕事が無いから仕方なく農林漁業の仕事をしようという人は・・・・・ほぼ間違いなく都会に戻っていきます。
まあ、その逆に、田舎で、農業で・・・・何をするという明確な目的を持っている人も、志半ばで都会に帰って行くんですよね、結構・・・そう、現実と理想のギャップを埋められない場合が多いんです。
何というか、肩の力を抜いて、田舎に遊びに来ているうちに、なんとなく住み着いてしまった・・ぐらいの人が結構馴染んでいるんですよね、田舎に(笑)
これ、受け入れる立場の方の人は、多かれ少なかれ必ず感じると思います。
ただいまの不況で増加した分は、間違いなく、不況の逃げ道として農業に目が留まった人たちでしょう。だから、今なのでしょうから・・・少しでも景気が回復したら、必ず都会にUターンすることになりますから。
断言しますが、田舎は、都会の逃げ道にはなりませんよ。
何か偉そうですね。
でも、こういう移住者によって、様々な弊害を被るのも、これまた現実なので・・・
願わくば、地元の人との軋轢だけは残さないで欲しいものです。
話変
さて、韓国ウォンは、いよいよデンジャラスゾーンに突入したような気がします。

おそらく、日本の円と同じように、米国の金融機関などが決算期を控えて、手仕舞いをしているのでしょう。
しかし、とうとうシティ・バンクが事実上政府の管理下に入りましたね。米国の金融機関も茨の道が待っているのでしょう、きっと・・・
こうなると、韓国政府は、日韓通貨スワップ協定を使用して、もう一度ウォン高ドル安の為替介入をするのか・・・・やるしかないでしょうけどね。
これを利用して3月を乗り越えれば、ひょっとしたら、もう少し延命できるかもしれません。
ただ、気になるのは、日本語版だけなのかもしれませんが、韓国のメディアが殆どこのことに触れなくなったことです。
韓米通貨スワップ協定の返済と借入もあったはずだし、ウォン安が暴落していることも、とても重要な事項のはずなのに・・・・本当に触れられていない。
こんな記事は見かけるのですが・・・
企業銀行、三井住友銀行と通貨スワップ締結へ
【ソウル27日聯合ニュース】中小企業銀行は27日、日本の三井住友銀行とバイラテラルローン(2国間貸付)契約を締結すると明らかにした。3年満期でそれぞれ3000億ウォンと200億円を貸し出す。バイラテラルローンとは、銀行同士が同じ条件で相互に貸し付ける通貨スワップ。
企業銀行は三井住友銀行から円LIBORに3.98%を上乗せした金利で200億円を借りる。三井住友銀行に対しては3カ月物の譲渡性預金証書(CD)金利に0.45%を乗せて3000億ウォンを貸し出す。三井住友銀行はこれをソウル支店に貸し付ける。
企業銀行関係者は、この契約は個別の銀行間で結ばれた通貨スワップという点で意味があるとした。4月初めに最終契約を結び200億円を受け取れば、中小企業への融資などに用いると説明した。
ソース:聨合ニュース
200億円程度の市中銀行間のスワップ取引みたいなものよりも、もっと重要な展開が行われていると思うのですが・・・・殆どスルー??
もはや隠しておかないとどうにもならないレベルになっているのかな???
・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・今日の徒然でした。
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「農林漁業が雇用の受け皿になるの??」
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農業就職戦線に異変!
雇用不安で希望者殺到
2月22日、大阪・梅田で開かれた就農説明会「新・農業人フェア」に1430人もの参加者がつめかけた。例年のおよそ2倍である。主催者の全国農業会議所によると、今年は「とにかく何でもいいから仕事をしたい」という参加者が目立つという。
大阪だけではない。全国の農協や自治体が開いている就農説明会でも状況は同じだ。日本人のみならず、外国人労働者までもが行列をなしている。
農林水産省によると、昨年12月から2月18日までに、全国自治体などの窓口に寄せられた就農相談は1万件を突破した。
降って湧いたような就農ブームの背景には、派遣切り・雇い止めに象徴される雇用不安がある。すでに職を失った者、これから失うことを恐れる者が、農業に群がっているわけだ。
しかし、現実はそう甘くない。農業法人などの求人数は1838件あるが、うち実際に就職が決まったのは584件。早朝から自然を相手に働く肉体労働であり、賃金水準も必ずしも高くなく、加えて地方に移住しなければならないという「農業の特殊性がネックになっている」(農林水産省)。
一方の農業法人側も「誰でもいいから来て欲しい」という雰囲気ではない。たった数日で「やっぱり無理」と辞めてしまう労働者も多く、「体力、根性がなければ、農業では食えない」というのが偽らざる本音だ。
冒頭の新・農業人フェアでは、従業員を募集している農業法人による合同説明会のほか、各種相談コーナーを設けて、農業の知識がまったくない人へのガイダンスも充実させている。しかし、雇用不安と現実のミスマッチ解消への道のりはまだ遠い。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 津本朋子)
・・・・・
1838件の求人で、584件の就職が決まったのならば、これはこれで、すごい数字ですね。
3分の1の確率じゃないですか!!
いやいや、本当に盛況なんですね。
・・・・会場の熱気が目に浮かぶようです。
しかし、この記事でも紹介されていますが、「一方の農業法人側も「誰でもいいから来て欲しい」という雰囲気ではない。たった数日で「やっぱり無理」と辞めてしまう労働者も多く、「体力、根性がなければ、農業では食えない」というのが偽らざる本音だ。」というのが偽らざる現実でしょうね。
たぶん、理想と現実のギャップが埋められず、多くの人たちが都会に戻っていくことでしょう・・・色々なドラマを残しながら・・・
私奥の家♂も、数年前は、この新・農業人フェアをはじめとして、様々な田舎暮らしフェアで、来場して来た人の相談を受けてきました。
また、相談を受けるだけでなく、自分自身も、農業研修を受け、農地を購入し、鶏小屋を建て、鶏を飼い、卵を売って、それで何とか生活していました。
そんな中で、志半ばで都会に帰って行った人も沢山見てきましたし、その逆に、本当に頑張ってやっていっている人もいます。
そんな経験から、一つ分かったことがあります。
都会がイヤになったから田舎に移住しようとする人は、十中八九・・・都会に戻ります。
都会の生活がストレスとか、都会で仕事が無いとか・・・・・ともかく、都会の逃げ道として田舎を考えている人は・・・・都会で安定的な仕事が無いから仕方なく農林漁業の仕事をしようという人は・・・・・ほぼ間違いなく都会に戻っていきます。
まあ、その逆に、田舎で、農業で・・・・何をするという明確な目的を持っている人も、志半ばで都会に帰って行くんですよね、結構・・・そう、現実と理想のギャップを埋められない場合が多いんです。
何というか、肩の力を抜いて、田舎に遊びに来ているうちに、なんとなく住み着いてしまった・・ぐらいの人が結構馴染んでいるんですよね、田舎に(笑)
これ、受け入れる立場の方の人は、多かれ少なかれ必ず感じると思います。
ただいまの不況で増加した分は、間違いなく、不況の逃げ道として農業に目が留まった人たちでしょう。だから、今なのでしょうから・・・少しでも景気が回復したら、必ず都会にUターンすることになりますから。
断言しますが、田舎は、都会の逃げ道にはなりませんよ。
何か偉そうですね。
でも、こういう移住者によって、様々な弊害を被るのも、これまた現実なので・・・
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さて、韓国ウォンは、いよいよデンジャラスゾーンに突入したような気がします。

おそらく、日本の円と同じように、米国の金融機関などが決算期を控えて、手仕舞いをしているのでしょう。
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こうなると、韓国政府は、日韓通貨スワップ協定を使用して、もう一度ウォン高ドル安の為替介入をするのか・・・・やるしかないでしょうけどね。
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ただ、気になるのは、日本語版だけなのかもしれませんが、韓国のメディアが殆どこのことに触れなくなったことです。
韓米通貨スワップ協定の返済と借入もあったはずだし、ウォン安が暴落していることも、とても重要な事項のはずなのに・・・・本当に触れられていない。
こんな記事は見かけるのですが・・・
企業銀行、三井住友銀行と通貨スワップ締結へ
【ソウル27日聯合ニュース】中小企業銀行は27日、日本の三井住友銀行とバイラテラルローン(2国間貸付)契約を締結すると明らかにした。3年満期でそれぞれ3000億ウォンと200億円を貸し出す。バイラテラルローンとは、銀行同士が同じ条件で相互に貸し付ける通貨スワップ。
企業銀行は三井住友銀行から円LIBORに3.98%を上乗せした金利で200億円を借りる。三井住友銀行に対しては3カ月物の譲渡性預金証書(CD)金利に0.45%を乗せて3000億ウォンを貸し出す。三井住友銀行はこれをソウル支店に貸し付ける。
企業銀行関係者は、この契約は個別の銀行間で結ばれた通貨スワップという点で意味があるとした。4月初めに最終契約を結び200億円を受け取れば、中小企業への融資などに用いると説明した。
ソース:聨合ニュース
200億円程度の市中銀行間のスワップ取引みたいなものよりも、もっと重要な展開が行われていると思うのですが・・・・殆どスルー??
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