間伐材でログハウスを建てるのはナンセンス?

2007.10.13 23:16|山で木を切るのは大変!!
さて、さて、ちょっとご無沙汰してしまいましたが、最近の作業が2棟目の鶏小屋作りに移ってまいりました。

鶏小屋2棟目

今回は、1棟目の鶏小屋の隣に建てるのですが、まだまだ基礎の段階です。

この様子を見て気付いた方もいるかもしれませんが、今回も解体した鶏小屋の材料を使っていません。解体していて気付いたのですが、かなり木材に腐りと虫が入っていたので、柱などは結局使わないことにしました。使うのは、トタン屋根とかネットなんかだけになりそうです。

まあ、何度も書きましたが、間伐材はとても扱いづらいので、幾らタダと言っても、手間を掛けられる時間的余裕がよっぽどないと使えないのです。

そうそう、壮絶なヒル体験をした房総南東部に行った本来の目的は、間伐材を含めた木材の有効利活用の調査が目的でした。
その調査項目の1つに、間伐材を使用したログハウスの商品化の可能性の調査というものがありました。つまり、杉の間伐材は、山から切り出されることなく、そのまま山に放置されてしまうことが多いのですが、これではもったいない、だから、これを使用してログハウスキッドでも製作して商品化したらどうだ、というアイデアの実現可能性の調査が目的の1つだったのです。

実を言うと、これに関しては、房総に行く前から無理だと思っていました。

確かに、昨日も書きましたが、Iさんは、間伐材を使用してとても立派なログハウスを建造していました。そして、これが如何にすごいことかは、ヒルは別問題として、裏山の間伐材を使用して鶏小屋を建てていた私には、すぐに分かりました。

これだけのログハウスを作るのに、どれくらいの労力を要したのだろう?もしこれを労賃を払って人に作ってもらったら、どれくらいの金額になるのだろう?

確か、ログハウス作成に何年か要したと言っていたので、年収300万円の人を3年拘束したとして、900万円、更に木材以外の材料などの諸経費を考えると、安く見積もっても、1千数百万円にはなろうかと思われます。(実際は、もっとする筈です。)

つまり、間伐材を使った方が高くつくのです。

以前、ログビルダー養成講座というものを企画、開催したことがあります。

ログビルダー養成講座

こんな感じで行ったのですが、使用している杉材は、間伐材ではありません。
趣味で自分の家をハンドメイドしようという人なら別ですが、プロのログビルダーなら、たとえまっすぐの丸太でも、直径25センチ以下のものは使わないと思います。

それは、ログ加工の手間が格段に増えるからです。

実際、直径15センチくらいの丸太を使用したら、加工の手間は、単純計算しても、倍にはなります。つまり、人件費が倍になるということです。それは、そのまま施工コストに跳ね返るのですから、たとえ材料代が半分くらい安くなったとしても、わざわざそんな材を使って家を建ててくださいとお願いする施主はいません。

貧乏な私でさえ、今では角材を買って鶏小屋を建てているくらいですから・・・

杉の間伐材が山から切り出す手間賃さえ出ず、切られてもそのまま放置されてしまうのには、それ相応の理由があるのです。

                                  ・・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

四万十川の風景

場所は、高知県四万十町(旧十和村)です。
夕日に照らされた四万十川は、その流れによって面白い模様を醸し出しています。

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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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