韓国ウォン、ますます暴落中・・・

2009.02.20 22:00|アジア経済(韓国、中国)
さあ、韓国ウォンがドルレートでいよいよ1500ウォンを超えましたね。

ウォン

リーマンショック以降で、最安値の基準に至りました。

ウォン

為替介入が入っているようですが、明らかにいつもと違う波形です。韓銀が介入しているにしては、どうも波形の幅が少ない。

う~~~ん、本当に玉切れが近くなってきたのかな?

このまま一気にデフォルトに向っていくのか??

それとも、まだまだジェットコースターは続くのか???

と思っていたら、どうもチェンマイ・イニシアチブが拡大されるようですね。

外貨融通枠11兆円に拡大
日中韓ASEAN合意へ

 日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、通貨危機で外貨不足に陥った国に外貨を融通しあう資金枠を現在の800億ドルから1200億ドル(約11兆円)に拡大する方針を固めた。米国発の金融危機の影響が長期化する中で、各国が結んでいる通貨交換協定の機能を高める。22日にタイで開かれるASEAN・日中韓の財務相会議で合意し、2009年中の実現を目指す。

 「チェンマイ・イニシアチブ」と呼ばれる通貨協定は、1997年のアジア通貨危機を教訓に2000年に創設された。深刻な資金流出が生じた加盟国に外貨を融通する仕組みだ。現在は2国間の通貨協定をもとに融通できる外貨が計約580億ドルある。07年に一つの多国間協定にまとめることで合意し、昨年5月には融通枠を800億ドルに引き上げることが決まった。

 世界的な金融危機で、アジア地域でも韓国やインドネシアでは通貨の急落に見舞われている。海外資金への依存度の高いアジア各国にとって、金融市場の動揺が実体経済の悪化に直結する。融通枠をさらに拡大することでアジア通貨全体の下落リスクを軽減する狙いだ。

(2009年2月20日 読売新聞)

まあ、まだ合意しただけなので、韓国が調達することが出来る額が増えたわけではありませんが、日本円と人民元の後ろ盾が強固になったということで、心理的効果はあるかもしれませんし、実際に日韓通貨スワップ協定を使うかもしれませんね。

これ、日本にとって円売りドル買い効果があるので、円安誘導する効果があります。

・・・・

・・・

・・



んっ、何か円安基調になっていますね、今日は・・・ドルレートで94円ぐらいですか・・・

まさか、このことを見越しているわけではないですよね。

韓国を迂回した円売りドル買い介入が実施されることを予想して、円売りに転じているじゃないですよね。

全然別の要因ですよね???

まさかね???

・・・・・

そうそう、こんなニュースもありましたね。

昨年末の対外債務、9月末から450億ドル減

【ソウル20日聯合ニュース】昨年第4四半期に銀行業界の海外借り入れが縮小し、韓国の対外債務が過去最大の減少幅を示した。ただ、対外債権も大幅に減ったことから、依然として純債務国にとどまっている。
 韓国銀行が20日に発表した昨年末の国際投資対照表(速報)によると、韓国の対外債務は昨年末現在3805億ドルで、9月末から450億ドル減少した。四半期別の減少幅としては、外債統計の作成が始まった1994年第4四半期以来最大となる。

 類型別に見ると、短期外債が1511億ドルで385億ドル、長期外債が2294億ドルで65億ドル、それぞれ減少した。短期外債と満期が1年以内の長期外債を合わせた流動外債は、昨年末現在1940億ドルで、第3四半期末から388億ドル減少した。外貨準備高に占める流動外債の割合は昨年末現在96.4%と集計された。

 部門別では、銀行借り入れが1150億ドルで昨年9月末から444億ドル急減した。国内銀行は199億ドル、外資系銀行の韓国支店は245億ドル、それぞれ減っている。こうした減少は、昨年第4四半期に国際金融市場が悪化し、国内銀行が海外借入金の満期延長や新規借り入れに苦労した上、外資系銀行の韓国支店が本店に資金を引き揚げたためとみられる。

 一方、対外債権は昨年末現在3482億ドルで、9月末から534億減少した。これに伴い、韓国の対外純債務は昨年末現在323億ドルで、9月末(240億ドル)に比べ83億ドル膨らんだ。

ソース:聨合ニュース

これ、韓国の借金が減ったというようなタイトルですが、そうではなくって、もうお金を貸してくれるところが無くなって、借金の借り換え(ロールオーバー)が出来なくなって来ているということです。

これまでも何度か紹介しましたが、ともかく国民年金を担保にしたり、とてつもない高利で借りたり、東南アジアのようなマイナーな市場で借りたり・・・・本当に、なりふり構わずドルを借り入れを増やそうとしているにもかかわらず、逆に債務が減っているのだから、尋常ではありません。

純債務が増えているのですから・・・・借金は、増えているんです。

まあ、消費者金融を借り換えしていく自転車操業をして行った結果、もう誰も貸してくれなくなりつつある状況という所でしょうか?

もはや頼るところは、日本と中国というお隣さんだけなのかな??

さて、第5ラウンドはあるのかな???



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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タグ:韓国経済 韓米スワップ協定

韓国ウォン、ただいま暴落中・・・

2009.02.18 22:34|アジア経済(韓国、中国)
今回は、本当は郵政民営化問題の続きを書こうと思っていたのですが、韓国経済の方が動き出してきたので、予定変更です。

ここのところの韓国ウォンです。

ウォン

いきなり暴落してきましたね。

ウォン

ちなみに、本日の韓国ウォンの対ドル為替レートの動きです。

大分、いつもの見慣れた波形になって来ました。

これまでの1400ウォンを防衛ラインとした攻防戦がジェットコースター通貨らしからぬ動きだったので、こんな記事を書いたわけです。

ハゲタカさんは、どうして韓国株を買っているのか?

そう、この1400ウォンでもみ合う状況は、韓国の大企業の決算期に起因しているのではないか、と推測していたのです。

韓国財閥の循環出資構造を支える外資系ファンド(通称ハゲタカさん)の狙いは、為替差益などではなく、配当金の方ではないのか、と・・・そのための為替相場の安定化であり、株の買い越しなのではないか、と・・・

・・・・

・・・

・・

やっぱりというか何と言うか、決算期が過ぎたら、またウォンが暴落して、もはや韓銀もなすすべなし、という感じですね。

今度は、ハゲタカさんが韓国株を売り越しに入っています。でも、なぜか個人が買い越していますが・・・・????


連合ニュースにこんな記事がありましたので、コピペしておきます。

外貨資金難が再び、当局には効果的な手立てなく

【ソウル18日聯合ニュース】今月に入り国際金融市場が行き詰まり、国内金融機関の外貨調達が再び困難になっている。当局は外国為替市場不安に対応できるだけの手段を十分に持っていない。韓米スワップ協定や外貨準備高などが「安全バルブ」だが、当座に市場に投入するのは難しい状況だ。その上、国際金融市場不安が速やかに鎮静化する可能性は高くない。世界各国が通貨危機に直面し、国際金融市場を揺さぶり続けている。
 金融業界が18日に明らかにしたところによると、今月はドル調達事情が苦しくなっており、各銀行が相次ぎ外貨借り入れを延期している。韓国産業銀行が外貨建て債券発行の際、ロンドン銀行間出し手金利(LIBOR)に追加する加算金利は先月末は5%台初めだったが、先週末から5%台半ばに上昇している。ハナ銀行は最近、政府保証を通じた外貨建て債券の発行も検討したが、時期的に状況が思わしくなく、実際の発行には踏み切らなかった。ウリィ銀行が外貨建て劣後債を早期に償還しない代わりに投資者らに金利をプラスすることにしたのも、5%台だった調達金利が15%水準まで急騰するなど、最近の調達状況の悪化を考慮した措置だ。

 今月に入ってからの外貨資金繰り悪化は、米国の金融安定化法案に対する失望と欧州・ロシアなどの金融不安、北朝鮮のミサイル発射の可能性など対内外の不安要因が重なり、国際金融市場にリスク回避の心理が広がっているためだ。

 産業銀行関係者は「外貨調達事情は年初に改善されたように見えたが、最近また悪化し、資金調達を準備しようとしていた銀行は待機する雰囲気だ」と話す。銀行側は投資家の要求で小規模の資金調達は続けているものの、中長期借り入れは容易ではないと見ていると説明した。

 国内上場企業の配当が3月に集中していることや、3月末に決算を控える日本系金融機関が国内投資資金を回収していくという点も、外貨流動性を圧迫する要因となっている。

 さらに懸念されるのは、外為当局が市場不安に対応する十分な手立てを持たないという点だ。

 昨年10月30日の韓米通貨スワップ協定締結は、ドルに対するウォン急落にブレーキをかける決定的な役割を果たした。ウォン暴落がどこまでも進み「国の倒産」が起きるのではという恐怖が広がっていたが、韓米スワップ協定のニュースがそうしたパニックを一挙に鎮めた。しかし、韓米通貨スワップ協定の限度額300億ドルのうち、すでに163億ドルが使われ、当局は追加資金の引き出しに負担を感じている。使用額が300億ドルに近付くにつれ、残るカードはもうないことを市場に知らせる「反作用」が生じるためだ。外貨準備高は2000億ドルほど残っているが、これを当座に市場管理に投じることはできないのも、同じ脈絡からだ。2000億ドル以下へと準備高が減少すれば、海外では韓国当局が対応能力を喪失しつつあると解釈する可能性がある。

 韓中、韓日スワップの拡大も、ドル不足のなかでは効果を発揮することは難しい。ドルではなく、中国人民元や日本円を受け取るためだ。また、韓中スワップはいまだ詳細な話し合いが必要な状況だ。

ソース:聨合ニュース

ハゲタカさんたちが為替差益などを狙っていなかったのは、一目瞭然だと思います。

もしウォン高を予想していたのならば、こういう売買の仕方はしません、決して。

むしろ、こう考える方が自然ではないでしょうか?

韓国大企業の決算期には、為替差損が出ないようにウォンを安値で安定化させつつ、資金繰りが悪化して焦っている企業が投げ売り状態での現金確保に走るようにし、とりあえず可能な限り好決算を出させる。そこで配当金の額が決定したところで、3月の配当金の分配に向けて、今度は逆に少しづつ売りに転じる。

ここが面白い所で、やっぱり徐々になんですね。というか、世界の市場の動きの中で、歩調を合わせつつ目立たないようにというか・・・・

一気に売り浴びせてしまったら、回収もへったくれもなくなりますからね・・・徐々に徐々に・・・真綿で首を絞めるように・・・・

しかし、このジェットコースター状態は、どこまで続くのでしょう?

韓米スワップ協定が10月末まで延長されたので、ここまでは凌ぐのかな、と思っていたのですが、いよいよドルを貸してくれるところが無くなって来たようですね。

韓国が結んだ通貨スワップ協定の防壁も、いよいよ限界が近づいて来たようです。

ところで、韓米スワップ協定の中身が気になります。300億ドルの交換条件として、韓国が保有する米国債の300億ドルが担保にされていると思っていたのですが、以下の記事を見ると、再考の必要性がありそうです。

韓国の米国債保有額が急減、世界19位に墜落

【ワシントン17日聯合ニュース】米財務省が17日に発表した資料によると、韓国の米国債保有額は昨年末現在272億ドルで、前年同期の392億ドルに比べ30.6%減少した。1年間で120億ドルの急減で、国・地域別保有額の順位も11位から19位に墜落した。
 昨年9月に初めて日本を抜き米国債最大保有国となった中国は、同期間に4776億ドルから6962億ドルに、45.8%増加した。3位は英国で、1579億ドルから3550億ドルと124.8%の急増をみせた。このほか、ロシアも327億ドルから865億ドルに164.5%急増を記録、ドイツ、台湾、ノルウェー、メキシコなども米国債を買い続けている。保有額2位に退いた日本も、昨年12月末現在5783億ドルと、前年の5799億ドルと同水準を維持している。

 主要国・地域と対照的に韓国の米国債保有額が大きく減少した最大の理由は、経常収支が赤字に転落した上、国際金融市場の信用収縮に伴う外国為替市場不安を受け、当局が現金化に最も有利な米国債を売り市場にドルを投入したためとみられる。また、米国債より安定性は低いものの収益率が高い非政府保証債、資産担保証券(ABS)、会社債などへの外貨建て保有資産の投資比率拡大、ドル以外の通貨建て資産への一部分散投資なども影響したと分析される。

・・・・・・・・・

ここで注目すべきは、「米国債より安定性は低いものの収益率が高い非政府保証債、資産担保証券(ABS)、会社債などへの外貨建て保有資産の投資比率拡大」という箇所です。

この金融危機の最中、政府保証が付いた債券を売り、敢えてリスクの高い非政府保証の債券に買い替えるなんて、どう考えても怪し過ぎる・・・・とっても芳ばしい匂いが漂ってきています。

ひょっとして、米国の不良債権・・・・米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)の債券を500億ドルから買い増しているなんてことはないですよね、まさかね。

まあ、300億ドル持っていた米国政府住宅抵当金庫が元金を保証しているジニーメイ債でないことは確実だし・・・何なのでしょう?

それに、社債の比率を上げているというのも解せない??

そうそう、韓国の外貨準備高が増えていることについて、以下の記事を引用しながら、分析していませんでしたね。

【ソウル3日聯合ニュース】韓国銀行が3日に明らかにしたところによると、1月末現在の外貨準備高は2017億4000万ドルで、前月末の2012億2000万ドルに比べ5億2000万ドル増加した。外貨準備高の増加は前月(7億2000万ドル増)から引き続き2か月連続となる。
 韓国銀行は、保有外貨の運用収益が発生したことに加え、銀行が外国為替当局から供給された外貨資金のうち27億2000万ドルを償還したためと説明している。特に、銀行が海外からの借り入れに成功するなど外貨資金の調達状況が改善されたことが大きく、こうした流れは当面続くとみている。

ソース:聨合ニュース

まあ、元金保証されていないハイリスク運用の比率を引き上げて運用益を出し(ただし、元金がどうなっているかは定かではない)、高金利でドルを借りて・・・・・何とか2000億ドルのラインを保つことができたみたいです、見かけ上だけど・・・・

実際はどんな運用しているのか、知りたいなあ~~~

話を戻しますが、米国とどんな条件でスワップ協定を結んでいるのか、気になります・・・

米国債が担保に入っていたのではないのか?

本気で米国が韓国を助けに出た????

韓銀が実質的には為替介入に使っていても、何か黙認しているみたいですし・・・・

マジですか??

まさかね。

ちょっとひねくれた考え方をすると、韓米通貨スワップ協定の条項に、300億ドルと言っても、韓国が米国債保有している額の範囲内でしか引き出せませんよ、ぐらいの付帯条件があるのかもしれません。

まあ、単なる推測ですけど・・・・

ちなみに、現在の韓国が米国からドルを調達した額は、こんな感じです。

1回目-12月2日 40億ドル
2回目-12月9日 30億ドル
3回目-12月22日 40億ドル
4回目- 1月13日 30億ドル
5回目- 1月19日 30億ドル
6回目- 2月16日 20億ドル
――――――――――
計(期限10月30日)190億ドル
残り110億ドル

ここで気になるのが、第1回目の40億ドルの返済期日が2月26日が満期であるということです。つまり、米国に返さないといけないのです。

どうも、韓銀は、満期が訪れると同時に、同額以上の入札を行い、期日を先送りする魂胆のようです。

あ~~~自転車操業!!

この40億ドルですが、韓国がウォンを担保に無利子で借りているわけではありません。しかも、ウォン安が進んでいますので、実質の返済額は、その分上積みされているはずです。

例えば、1200ウォンで1ドル借りたとして、返済する時に1500ウォンになっていると、1ドル調達するのに1500ウォン、すなわち、300ウォン余計に必要になるわけです。

あ~~~~ナイス、高利貸し!!

やりますね、米国さん。

2月26日以前に、いったい幾ら110億ドルから借りだすのか、見ものです。

もし保有している米国債272億ドルしか実質引き出せないとすると、すでに190億ドル引き出しているのですから、実質残額が82億ドルとなり、40億に利子と為替差損をつけて返済するとなると・・・・・殆ど残っていないじゃないですか!!

ひょっとして、2月16日の引き出しが20億ドルという少額だったのは、そういうわけですか?

もうこれ以上引き出せないわけですね。

しかも、満期はどんどんやってくる・・・・

1回目 ― 12月2日  40億ドル(満期2・26)
2回目 ― 12月9日  30億ドル(満期3・5)
3回目 ― 12月22日 40億ドル(満期3・19)
4回目 ― 1月13日 30億ドル(満期4・9)
5回目 ― 1月19日 30億ドル(満期4・13)

・・・・・

しかも、3月には、配当金の支払いで、韓国の大企業は、大量のドルを必要とすることになるのです。

・・・・・

・・・・

・・・

・・



3月危機説・・・あながち本当かもしれません。

ちなみに、韓国が日本と中国それぞれと結んだスワップ協定を使おうとしないのは、予想通りでしたね。

日韓スワップ協定の場合、300億ドルのうち、200億が円建て、残りの100億ドルのみがドル建てでの調達が可能な部分なのですが、この部分は、韓国がIMFの融資を受けるような通貨危機になった時のみ使用可能なものなので、ここから調達することは、事実上の韓国経済の自主再建断念を宣言したようなものなのです。

しかし、200億ドルの円建ての部分は、円とウォンの交換なので、調達した円でドルを買わないといけませんが、ただいま世界最強通貨の誉れ高い円ですから、円でドルを買うことは可能でしょうし・・・・日本としては、これが円売りドル買い介入をしたのと同じ効果になるので、円安圧力をかけることができるので、全然オッケーなのですが、さて、韓国は使おうとしません。

なんでだろう?

まあ、円高基調の中で円をドルに換える作業をするすると、為替差損が生じ、実質相当な高金利になってしまうから、出来るだけドルを直接調達したかったのかもしれません。

ただ、3月中には、そうも言っていられない状況に陥りそうなので、今度は、日韓通貨スワップ協定を使用して、急場を乗り切るのかもしれません。

乞うご期待!!



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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韓米通貨スワップ協定は、甘い罠なのか?

2008.10.31 17:28|アジア経済(韓国、中国)
昨日は、あまりにも疲れていて、更新ができませんでした。

そんな中、韓国通貨ウォンがそのジェットコースター振りを存分に発揮していました。

1ドル1460ウォン辺りから一気に1260ウォンくらいまで爆上げしたと思ったら、今日は、また1290ウォン辺りまで下げる。

ここまで予想通りに乱高下してくれると・・・・

まあ、今回の爆下げは、米国との通貨スワップ協定が合意されたことが主要因なのですが、日中両国に殆ど無視されたことが、なんと米国に受け入れられたわけですから、なかなか面白いですね。

これで一息ついたという安堵感が漂っているようですね、韓国には・・・・

ちなみに、通貨スワップとは、下の記事のような協定のことです。

通貨スワップの仕組みとは

これは、今回が初めてではなく、日本も韓国と結んでいます。

非常資金を確保、韓米通貨スワップの意味

もはやオーストラリアドル以上の最弱通貨であるウォンとの通貨協定は、米国に何の益もなく、韓国への温情のようなものと捉えられています。

ブッシュ大統領も、なんとキップがいい・・・・・

まあ、本当にそうなのかもしれませんが、実は、そうではないのでしょう、きっと。

そもそも、米国にとって、今韓国がデフォルトしてしまうのは、とっても困ります。

金融不安の増大のトバッチリがまずあります。

今回のスワップ協定は、韓国以外にメキシコ、ブラジル、シンガポールが選ばれたわけですが、この選択から見て、何とかデフォルトを防ごうという意志を感じないでもありません。

メキシコとブラジルは、米国周辺で影響が大きい国ですし、シンガポールは、アジアの金融立国なので、アイスランドのようなデフォルトが心配されます。

まあ、この中に韓国が入っていること自体が、デフォルトの恐れがあると見られているということです。

まさか、韓国の脅しに米国が屈したというわけではないでしょう。

先進国通貨スワップの新興国拡大を要求、姜万洙長官

そう言えば、米国債の売却を盾に、スワップ協定の締結を主張していたんです、韓国は・・・

そこで、このスワップ協定の条件が気になります。

本当かどうか、以下のような条件でかわされたという噂があります。

�米国債を担保とする。
�スワップの期限は4月30日とする。
�スワップ金額は300億ドルとする(他のスワップ締結新興国も同じ位)
�担保の売却は認めない。
�損失は担保で補償するが、利益は変換しない。

この条件ならば、米国にとっては、そんなにリスクのある協定ではないように思えます。
韓国がドルを調達するためには、米国債を担保になり、その担保を売却することができない。しかも、来年の4月30日までという期限がある。

韓国は、米国債を300億ドル以上保有していて、それは外貨保有高にカウントされています。この米国債が担保にされているのですから、たとえ韓国がデフォルトになってウォンが紙切れになっても、融通したドルを米国債でチャラにすることができます。

しかも、韓国が米国債を売れないのならば、米国にとっては、借金の返済を先延ばしすることが出来ます。

いえいえ、もっとえげつなく考えましょう。

米国は、そもそも韓国に借金(米国債)があります。

もし通貨スワップが発動され、韓国に米国が300億ドルを融資すると、韓国は米国に300億ドルの借金ができることになります。もちろん、それに相応する額のウォンが米国に渡されるので、借金という形にはなりません。もし米国債が担保にされていないと、韓国がデフォルトしたとき、米国に残るのは紙切れのウォンだけです。でも、米国債が担保であれば、たとえウォンが紙切れになってドルが償還されなくても、結局同じ額の米国債で補完できるので、結局スワップで交換したドルは回収されます。

それだけではありません。

そもそも韓国が保有する米国債は、緊急時に換金することが難しい債権です。もし安易に売ろうものならば、米国にけんかを売るようなものですから・・・

そう、韓国は、2300億ドルもの外貨準備高を有しているとしていますが、その中ですぐに換金して借金の返済や為替介入に使えるお金は殆ど底を尽きているのです。だから、年金を使ったり、大企業にドルを供出させたり・・・・あらゆる手を尽くしてドルを確保しようとしているのです。

それはさておき、今回のスワップ協定は、米国債が担保になっているのならば、結局のところ、韓国が保有する米国債の流動性を確保するという意味合いが大きくなります。

ここで注目したいのは、現在の韓国の為替相場で繰り広げられている韓国銀行とハゲタカファンドの攻防です。

韓国は、年金基金を使用してまで、ウォンの下落を食い止めようとしていますが、どんどんその貴重な資金を喪失して行っています。

このままで行ったら、もうすぐ韓国がデフォルトしてしまいます。

これは、ハゲタカファンドにとっては望ましくない。

韓国からできるだけ資金を絞り取るためには、彼らに望ましいのは、出来るだけ長くこの攻防が続くことなのです。

生かさず殺さず、真綿で首を絞めるように、少しづつ、しかし確実に資金を搾取することが、最も多くの資金を搾取する最良の手段なのですから・・・・

そのためには、搾取すると同時に、適当にドルを供給することもしなければならない。正確には、韓国が塩漬けで保有しているドルを流動化させて、出来るだけ多くのドルを回収しなければなりません。

今の為替相場での攻防を更に続けて、300億ドルも回収できれば、たとえウォンが紙切れになっても、ドルは回収できていますし、しかも、米国債を回収することも出来ます。

このスワップ協定は、米国債の担保が付くだけで、米国にとっては、とてつもなく有利な協定となるのです。

な、なんて、えげつない・・・・

しかし、そもそも米国政府がそこまでするのか、ということです。

気になることがあります。

米国の財務長官ボールドソンは、米国最大の投資銀行ゴールドマンサックスの元CEOです。ハゲタカファンドのことを熟知した人間です。

そして今、そんな人物が米国の金融危機を乗り切るために、金融システムの維持に全力を尽くしているのです。

う~~~ん、あり得そうで怖い。

このスワップ協定の締結発表と共に、韓国ウォンは、1200ウォン台まで爆上げし、翌日からは、再びじりじり下落しています。

10.31ウォン

第2ラウンドの開始ということかな?

まだまだ、ウォン相場を戦場にした攻防は続きそうです。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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