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現代自動車のすごい販売戦略!!

2009.02.06 13:08|アジア経済(韓国、中国)
ところで、先月の米国の自動車販売台数が公表されましたね。

どれどれ・・・・

米国自動車販売台数 2009年1月 前年比 シェア  

                  (%) (%)  

────────────────────────────────────────

GMグループ   129,153  -50.9%  19.8%
 GM        128,198  -50.9%  19.6%
サーブ          955  -48.2%   0.1%

フォードグループ 93,060   -42.6%   14.2%
 フォード      90,150  -41.3%  13.8%
 ボルボ      2,910  -65.2%    0.4%

クライスラー     62,157  -56.5%   9.5%

VWグループ   17,466   -19.4%   2.7%
 VW       12,744   -15.0%   2.0%
 アウディ      4,722   -29.3%   0.7%
 
現代グループ  46,608     4.7%   7.1%
 現代       24,512     9.9%   3.8%
 起亜        22,096    -0.5%  3.4%


メルセデス  10,433 -45.1% 1.6%

トヨタ      117,287 -34.4% 18.0%

ホンダ    71,031 -30.7% 10.9%

日産自     53,884 -32.4% 8.2%

三菱自    4,730 -37.1% 0.7%

マツダ     15,420 -30.1% 2.4%  

BMW    14,314 -18.7% 2.2%

富士重工    12,194 3.9% 1.9%

いすゞ    165 -63.4% 0.0%

スズキ  3,655 -50.6% 0.6%

ポルシェ 1,658 -38.6% 0.3%

────────────────────────────────────────

合計    653,215 -39.7% 100.0%

本当に、相変わらずの減少幅ですね。昨年度比で40%近く減少しているんですから・・・

しかし、この販売減の底は何処なのでしょう?

まだまだ、底は見えていないように思えます。

先日、NHKスペシャルで、GM(という、ビッグスリーでしょうけど)が行っていた自動車販売の仕組みが特集されていましたね。

GMが自動車の商品力を向上よりも、ローンと値引きで、見かけの販売台数を増やしていたのか、とても分かりやすく解説されていました。

この中で、自動車販売を舞台としたサブプライムローンが行われていて、収入に見合わない購買層にまで、強引に販売し、なんとか体裁を整えていたことが紹介されていて、ビッグスリーには、もはや破綻する以外の道は残されていないと感じました。

購買力が足りない層にまで販売をすれば、当然支払いが焦げ付くわけですが、ローンを証券化したり、利子だけ払えば商品金額を先送りしていけるミニマムペイメントなどを駆使して、殆ど無審査でローンを組ませていたのですから・・・・本当に事態は深刻です。

そう、これは自転車操業なので、どんどん雪だるま式に借金が増えて行きます。この不良債権を優良債権とごちゃ混ぜにすることで、見えないようにし、結果とんでもなく大きな雪だるまを作ってしまったということですね。

それが一気に崩壊しているのですから・・・・

確かに、米国の生活で自動車は生活必需品ですから、ゼロになることはありませんが、自動車販売数の激減がすぐに回復することはまずありえません。

番組の中でも、低所得者層が本来買えるはずのないSUVを2年毎に買い換えるようなことをしていて、ローンで販売された自動車の8台に1台くらいがローンが払えなくて差し押さえられていると紹介されていました。

そう、中古車市場に在庫が溢れていると考えられるのです。

そもそも、自動車は、ちゃんと整備して乗っていたら、そんなに買い換える必要の無いものです。

日本車の高評価の一つに、故障しないというものがありますが、今の車は、20万キロ乗っても、全然へっちゃらですからね。

私など、20万キロを超えたら、さあ、どうしようかな、と思うくらいですから・・・・10万キロは、新車みたいなものです(笑)。

まあ、私の自動車遍歴で紹介しましたが、20万キロを迎える前に、ほぼ廃車になってしまっているのですが・・・・

ただいま乗っている箱バンは、12万キロぐらい走っていますが、あと10年くらい乗らないと!!と画策しています。

おっと、話が脱線してしまった。

PCと違って、自動車の場合、本来数年で買い換える必要性など全く無いわけで・・・・日本の自動車メーカーは、2年毎のマイナーチェンジと4年毎のフルモデルチェンジで、買い替えを促進させていたのです。

ビッグスリーの買い替え促進策を見ると、こんなのは、滅茶苦茶かわいらしく見えます。

こうして強引に消費を促したのですから、その反動はすさまじいでしょう。

手持ちのお金が少なかったら、たとえ自動車が必要であっても、どうします??

我が奥の家がそうですが、今ある自動車を出来るだけ長く使おうとします。新しいデザインなんて、何それという感じです。気分は、味があっていいじゃない、古い方が・・・・です。

また、新車を買うよりも、中古車を買うようにします。3万キロや10万キロ乗られていても、ちゃんとした整備と丁寧な運転がされていたら、その後の寿命が長いので、全然ノープロブレムですから・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・



たとえ人口がまだ上昇傾向にある米国でも、自動車販売が金融バブル期のレベルに戻ることはあり得ないですし、相当な落ち込みと、そこからのL字回復となるでしょう、きっと。

その中で、売れる自動車は何か?

ハイブリッド車?電気自動車???

まあ、いずれにしろ、消費者のニーズを掴んだ自動車を作れるメーカーが生き残ることは間違いありません。

ちなみに、ハイブリッドにせよ、電気にせよ、ディーゼルにせよ、あまり環境負荷が低いとは思えないのですが、ここら辺は別の機会に・・・

それはともかく、ビッグスリーは、ここら辺に対応できないように見えます。

クライスラー、新車を大幅値引き販売 政府融資受け

 【ニューヨーク=小高航】政府支援を受け経営再建中の米クライスラーは22日、米国で今月26日から大規模な販売キャンペーンを実施すると発表した。数千ドル単位の値引きとなる「従業員向け価格」に加え、最大6000ドル(約54万円)の値引きや自動車ローンの「金利ゼロ」を組み合わせる異例の安値攻勢となる。
 2008年と09年モデルの全車種を対象に、通常は自社の従業員にのみ提供する割引価格を適用する。さらにモデルによっては最大6000ドルの追加値引きと、ゼロ金利ローンも提供する。クライスラーの昨年12月の米新車販売は前年比53%減。販売不振に伴いディーラーが抱える在庫が急増しており、販売促進策で在庫の解消を狙う。
 米財務省は16日、グループ金融会社のクライスラー・ファイナンシャルに15億ドル(約1350億円)の融資を決定。今回のキャンペーンはこれを受けたもので、事実上、新車購入者に対する間接的な政府の「補助金」ともいえる。クライスラーはキャンペーンの期間を明言していないが、長期化すれば公平な競争環境をゆがめる恐れがある。 (13:47)

ソース:日経新聞

2度目の紹介ですが、破綻した方法にまだしがみつこうとしているのですから、末期状態です、確実に。

・・・・

しかし、そんな米国市場において、何か元気そうなメーカーがありますね。

そう、現代・起亜自動車です。

米国自動車販売数

大方のメーカーが軒並み3割以上の販売減なのに、唯一販売打数を伸ばしていますからね。

というわけで、こんな記事が踊っていました。

現代自「一人勝ち」、冷え込む米国市場で販売増

【ロサンゼルス3日聯合ニュース】米国自動車市場の長引く不況で世界の主要自動車メーカーが先月も販売減を記録したが、現代自動車は大手で唯一販売を増やした。
 現代自の米国法人が3日に明らかにしたところによると、1月の米国販売台数は2万4512台で、前年同月比14.3%の増を記録した。車種別では「ソナタ」が85.5%、「サンタフェ」が35.2%、「アクセント」が21.0%、それぞれ増加した。「ジェネシス」も6カ月連続で月間1000台以上を販売している。

 低迷する米国市場での好調は、攻めのマーケティングと大々的な広告が功を奏したためとみられる。現代自は先月初め、顧客が1年以内に失職すれば車の返納を受け付ける大胆な販促プログラムを開始し、効果を得ている。「ジェネシス」が2009年の北米ベストカーに選ばれた点も集中的にアピールした。

 一方、起亜自動車の米国販売法人も1月に前年同期比3.5%増の2万2096台を販売した。

ソース:聨合ニュース

・・・・

・・・

・・



あ~~~破綻に向ってまっしぐら!!!

そう、増加しているけど、中身が問題なわけです。

こういうマーケティングしていますからね。

現代自鄭夢九会長「現金はある… 割り引きしても海外攻略を」

「現金の余力があるから価格割引などを行っても海外市場シェアを高めよ」--。

鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜自動車会長は、先週初め、 ソウル良才洞の本社で行われた海外営業本部長会議でこのように指示した。この日、会議に出席したある関係者は「鄭会長は今回の国際的な金融危機で自動車需要が急減するほかないが、これを機会に海外市場シェアを高めなければならないと思う」と伝えたという。現代車の現金資産は3兆~4兆ウォンに達する。現金は多いが昨年12月末には3500億ウォン規模の3年満期会社債も2年ぶりに発行した。運営資金をさらに確保するためだ。米国のビッグ3自動車が資金難で喘ぐ状況と対照的だ。鄭会長はこの席で北米・欧州地域のディーラー販売手当を1台当たり1000~2000ドルまで追加支援せよと財政経済本部に注文した。

これに先立ち現代・起亜車は昨年11月からディーラーごとにグレンジャー、オピラスを買った顧客にヴェルナ、プライドなどを無料でつける「1+1」マーケティングを北米地域で実施している。ソナタ、サンタフェは3000ドルまで割引してくれる。

ソース:中央日報

1台買ったら、1台オマケが付いてくるんすから、販売台数は伸びますよね(笑)。

しかも、大幅値引きまでしているんだから・・・・

それだけではありません。

アメリカで現代自動車が大躍進 起死回生策は「失業補償制度」

アメリカの自動車メーカーが大不況に見舞われ軒並み販売台数が前年比で40~50%ダウンする中、2009年1月の韓国の現代自動車の販売台数がなんと14.3%も増えた。理由は、失業した場合などに自動車の購入の代金を払い戻す「現代補償制度」なのだそうだ。前代未聞ともいうべきこの制度の正体は。
ブルームバーグなど海外メディアが2009年2月4日付けの電子版で報道した記事によれば、1月のアメリカの自動車販売台数は前年比でゼネラルモーターズ(GM)が49%減、フォードは40%減。日本のトヨタやホンダ、日産も軒並み30%前後減った。しかし、現代自動車だけは前年同期比14.3%増加したというのだ。
これについてブルームバーグは、「現代は先月、失業した客から乗用車を買い戻す制度をスタートしたこと。それに、過去1年間でドルに対し31%値下がりしたウォン相場も、韓国メーカーの追い風となっている」などと好調の要因を分析した。
新車が売れない理由は失業への不安だった
いったい「現代補償制度」とはどんなシステムなのか。ローンを利用して自動車を購入する消費者に対し、1年以内に失業しローンが払えなくなったり、死亡、けが、海外転勤などした場合に、7500ドル(約68万円)を上限に、販売業者が買い戻すというものだ。この制度は09年1月2日からスタートしたが、ブルームバーグ(09年1月19日付け)によると、制度開始から1週間でお客が押し寄せ始めたという。
ブルームバーグは「消費者が自動車購入を躊躇する理由は、収入減および失業率悪化への懸念にあることを示唆している」と分析。現代のデイヴ・ズコウスキー販売担当副社長は、「早期の回復は確実だ。当社は消費者の共感を得た」と胸を張るなど、新制度の成功を確信している、などと伝えていた。

ソース:J-CASTニュース

・・・・・自爆でしょう、これ!!

これって、失業不安を抱えている低所得者層にとって魅力的な制度でしょうから、現代自動車の購買層は、ここに集中している可能性が大です。

そういう人たちに無理に販売したことによってびっぎスリーの傷口が大きくなったのに、更にそれ以上の値引き販売をやっているのですから・・・・これって、すごい返品の山を抱えるリスクを持つ、尋常ではないギャンブルです。バナナの叩き売りだって、こんなことしません。

しかも、景気はすぐに回復するから大丈夫!!なんて・・・・あ~~~~すごい経済予測!!

まさに、頭の中がお花畑!!!

米国のビッグスリーがまともに見えてきました。

日本の自動車メーカーが消費の回復は見込めないとして、大幅な減産とリストラに邁進しているのとは対照的ですね。



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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